2016年3月4日金曜日

タロー先生のありがたい講釈 その1


おいらの父ちゃんが子供の頃
中国で、文化大革命っつーのが始まったんだ。
最終的に2000万人の犠牲者を出す、どえらい政治変革の波。

父ちゃんの家族もどえらい目に遭った。

それまでの父ちゃんは、犬猫を愛し、バイオリンを奏でる少年だったんだけど
父ちゃんが好きだったものは全部ブルジョワ思想だって言われて取り上げられたんだ。

いろんな傷を心に抱えたまま、父ちゃんは日本に留学して
おいらの母ちゃんに出会った。

これが伝説の大和撫子か!



可哀想に
父ちゃんも騙されたらしい。

良い子のみんな、日本の女にはくれぐれも気を付けような。


ところが母ちゃんには、1つだけいいところがあった。

動物の命を大切にする人だったんだ。
母ちゃんの懐に飛び込んだ犬や猫はみんな幸せになった。
これは父ちゃんにとって、とても新鮮だったんだ。

だって、中国では犬猫どころか、幸せな人さえ見たことがなかったから。

母ちゃんと生活するにつれて、父ちゃんは思い出したんだ。
文化大革命前の、犬や猫と一緒にいた幸せな日々を。

みんなお金さえあれば幸せになれると、まだ思ってるだろ?
それは、まだまだ人間として進化の途中っていうことなんだぜ。
ま、おいらもお金の力を否定はしない。
必要なものだ。

けどな、たくさんのお金に群がってくる人たちの嘘の笑顔を知ってるか?
その笑顔の裏側の真っ黒な部分を見たことあるか?
おいらたちには、その裏ってものがない。

世界中の誰もが君のことを嫌いになったとするだろ。
誰もが君に石を投げつけて「こいつは悪人だ!」と言う。
そんな時でも、おいらたちは尻尾を振って君についていく。
「おいらはいつも君のそばにいるよ。」って。
これって、すごいことだと思わないか?

人間はよくおいらたちのことをバカにするだろ?
人間より能力が劣るって。
見くびってもらっちゃ困るな。
人間の能力と犬の能力は根本的に違うんだ。
共通している部分もあって、その部分だけを測って
人間はおいらたちをバカとか利口とか言うけどね
おいらに言わせりゃ、それ自体がとってもおバカさん。
違う能力を持った、違う生物ってだけのことだ。

はい、ここ、大事よ。
次の試験に出るからね。

みんなよく覚えておくように!



じゃんじゃん。




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