誤飲の結末

昨日、大きなゴムを食べちゃった容疑をかけられたおいら。

今朝のうんこも細かく調べられたけど
欠片は全く見当たらなかった。
吐くこともない。

「胃の中に溜まってるのかしら？」

母ちゃんは、おいらを病院に連れていくべきかどうか
すごく迷ってたんだ。
おいらも具合悪そうに見えないし。

おいらたちパピーは、怖いもの知らず。
食べて良いものと悪いものの区別がつかないから
とりあえず何でも食べてみて、自分の体で実験する。

おいらみたいに父ちゃんと母ちゃんがついている犬でもこんなだから
父ちゃんも母ちゃんもいない犬は、お腹が痛くなったら心細いだろうな・・・。




あああーーーーー！



なんだよ、父ちゃん。
びっくりさせんなよな。

「今、思い出した！
父ちゃん、あのおもちゃにグリニーズ入れてやる時
ゴムが切れそうだったから、こりゃ、タローが食ったら大変なことだと思って
真ん中の部分を切って捨てたんだった。」

となると・・・



おいらが食ったゴム　－　（うんこに入ってたゴム＋吐いたゴム）　≒　０



素晴らしいじゃん！
見事に解決じゃん！

けどな・・・

おいらは病院に行く必要はないけど
父ちゃんは行った方がいいと思うぞ。

まじ、行った方がいい。


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