生後4ヶ月までネグレクトされていたGS(ジャーマンシェパード)が幸せに向かってダッシュする! みんなにダメ犬呼ばわりされたおいらだけど、明日はきっとヒノキになるあすなろタローだからな! スポンサーリンク
2016年3月15日火曜日
先輩
この間パピーパーティーに行ったら
ニューフェイスのGSが2頭いたんだ。
1頭は2歳をちょっと超えた、おいらより1回り大きいGS。
年もサイズも、おまえ、パピーじゃねーだろっていう奴で
あんまりフレンドリーじゃなかったんだ。
パピーの時代に大事な教育を受けられなかったんだな。
ここは原則パピーだけなんだけど
問題がある犬は、何歳であっても参加が許されるんだ。
人間と同じように、おいらたち犬も
落第したら、何回でもやり直せばいい。
でけーの、まあ、頑張れや。
もう1頭は、生後4ヶ月の正真正銘のパピー。
基本的な教育がちゃんとできていて
おいら、そいつを見ていて、すごく羨ましく思ったよ。
ちゃんと教育された犬っつーのは
こんなに人に愛されて、信用されるんだなーって。
そして、おいらがこいつと同じ月齢だった時のことを思い出したんだ。
全然、ダメだったじゃん、おいら。
母ちゃんのことをガブガブ噛んでたし
他の犬を見ると、すぐ攻撃態勢に入ってたし
常に人間や他の犬と勝負することしか頭になかったな。
青かったもんだぜ、おいらも。
ここのパピーパーティーでは、フレンドリーな犬とそうでない犬は一目で分かる。
人や他の犬とうまくやれる犬はリードをつけなくていいんだ。
つまり、リードがついていない犬は優等生ってこと。
まだうまくやれない犬は、リード付。
喧嘩がおっぱじまったら、すぐにリードを踏んで止められるようにね。
アグレッシブな犬になると、マズルも装着しなくちゃならない。
おいらも初めの2回はリード装着指定犬だった。
今はもちろん、優等生。
おいらは父ちゃんや母ちゃん、Codyや近所の人たちに愛されて
生後半年ぐらいで、月齢相応の犬になったんだ。
だから、Codyの兄貴がおいらに教えてくれたように
おいらも後輩の若い奴らに教えてやるんだ。
『正しい犬の在り方』ってやつをね。
ほら、若いの!
まずは先輩に対する礼儀からだ。
よーし、なかなか筋がいいじゃねーか。
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