飯食って、たくさん遊んで、骨をかじる。
おいらの1日を要約すると、まあ、こんなもんだ。
日もとっぷりと暮れて、まだちょっと遊び足りないんだけれど、眠い・・・
そういうジレンマに襲われると、おいらは父ちゃんの足を枕にして遊ぶんだ。
「タロー、お前重いぞ!」
知ったこっちゃねーよー。
笑って文句言ってる時の父ちゃんは怖くないって、おいら知ってるんだぜ。
おいらの父ちゃんの足は特別なんだ。
父ちゃんの足の規則正しい静脈の音は魔法の呪文でさ
トックン トックン トックン トックン トックン トックン
っていうリズムに体と心を預けていると
体がふわーってなってきて
おいらがまだ母ちゃんのお腹の中にいた頃に戻っていくんだ。
偽大和撫子のおっかねー母ちゃんじゃねーぞー。
4本足で毛が生えている優しい方の母ちゃんだ。
すごく気持ちがいいんだけど
いつも、そこから記憶がなくなるんだよな。
しばらくして目を開けると
おっかねー方の母ちゃんがおいらを優しい目で見てるんだ。
それを見て、おいらまた、ふわーっ。
やべー、やべー
また、母ちゃんの忍術にはまるところだったぜ。

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