2016年7月6日水曜日

夏の怪現象


最近、父ちゃんと母ちゃんはおいらを海や川に連れて行ってくれるんだ。
おいらの家の近所にはドッグラン併設のビーチがいくつかあって
おいらはそこに落ちている木の棒を拾い集めるのが好きなんだ。

1本、2本、3本・・・さて、これで5本だな。
あれ?4本しかないぞ。
おいら数え間違えたかな?
じゃ、もう1本っと。
あれ?それでもやっぱり4本しかない・・・。

あー、父ちゃんひどいよ!
それ、おいらの棒だよ!

父ちゃんに飛びつこうとすると、父ちゃんはおいらの棒を海に向かって投げるんだ。

あー、あー、あー
おいらの棒が流されちゃうじゃないか!

おいらは海に向かって飛び込む。
棒を咥えて砂浜に持ってくると
おいらが咥えている棒を合わせても、やっぱり4本しかない・・・。



あー、父ちゃん!またかよ!おいらの棒だぜ!
返せよな!

おいらはまたまた海に飛び込む。



何度、海の中に棒を拾いに行っても、砂浜に戻るとおいらの棒は常に4本しかないんだ。
変だろ?

こんなことを30回くらい繰り返して
父ちゃんの腕が疲れた頃、なぜか突然、棒は5本になるんだ。
変だろ?

その後、おいらと父ちゃんと母ちゃんはドッグランで走るんだ。
父ちゃんと母ちゃんは50mくらい離れて、交互においらを呼ぶんだけど
おいらが疲れてはーはー言ってるのに
父ちゃんと母ちゃんの呼吸は全く乱れないんだ。
変だろ?

母ちゃん、出掛ける前に言ったよな?
「3人で走ろう!」って。
おいらが1人で走ってるなんてことはないよな?
きっと、人間は犬より心肺機能がタフなんだよな?



なんか、夏って変なことがいっぱい起こるよな。





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