ぐうたらもたまには役に立つ

昨日の夕方、Codyのおうちからすごいご馳走が届いた。
写真に撮る前に父ちゃんがフライングして食い始めちゃったから、残念なことに写真がないんだけど、こういうメニュー。

1.　ラムシャンク（子羊の腿の丸焼き。ぎゃーとるずのお肉と同じやつw）

2.　ローストビーフ

3.　カネロニ
4.　マッシュポテト
5.　ハムと卵のパイ包み
6.　お豆のサラダ

きっと今日はCodyのおうちはパーティーをやってるんだなと思った母ちゃんは、うちのワインを1本差し入れに行ったんだ。
すぐに帰ってくるつもりで、庭仕事の途中の格好で訪ねていったら・・・

あなたも入って！

Codyの母ちゃんのまなざしはお誘いと言うより懇願だった。
おどおどと入っていくと、若い男性とその男性の両親がいたんだ。
あられもない恰好の母ちゃんは正装した彼らに紹介され、穴があったら入りたい気持ちだったんだけど、Codyのお父さんが

彼女はご近所さんで日本人。
ご主人は中国・上海の人。
すごく仲がいい夫婦で、私たちのいい友人なんだ。

って紹介してくれた。

これで母ちゃんは全てを悟った。

Codyの家のお姉ちゃんが彼氏を両親に紹介しているんだ。
しかも、ご両親も一緒ということになると、結婚話が具体化してるということ。

Codyの家族はスリランカ人。
つまり、インド系の人たち。
彼氏と両親は中国人。
しかも、バリバリに中国語を話すから、両親の代にカナダに移住して、文化的にも中国人の家庭。

歴史上、インドと中国はとても仲が悪い。
互いに互いの国と人を良く思っていない。
まあ、大体国境を接した国同士って、どこも仲が悪いんだけど。
だから、双方の家庭がこの結婚についてとても考えたと思うんだ。

おいらの父ちゃんは中国人だけど、Codyのおうちとはとっても仲良しで、働き者の中国人と結婚してぐうたらしている日本人の母ちゃんを見てるから、Codyのおうちとしては中国人の婿はウェルカム。
相手のおうちの人も、中国人家庭といい関係を築いてるCody家を見て安心したみたいだ。

ぐうたらも人様の役に立つことがあるんだな。

Codyの姉ちゃんが幸せになりますように。

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