昨日、おいらはブログ友達のumeさんの結婚指輪がティファニーで買ったものだって聞いたから「ティファニー製品のダイヤモンドはカナダ産だよ。」って教えてあげたんだ。
umeさんは北海道で、野鳥を観察したり、カヌーを楽しんだりしながら、浪費生活アドバイザー(!)のご主人と可愛い猫のミルト君と、意識高い生活を楽しんでるとっても聡明な女性だ。
カナダは地味な国だけど、地下資源が割と豊富で
産油国としては世界第4位(2017年)
金産出国としては世界第5位(2015年)
ダイヤモンド産出国としても世界第5位(2015年)なんだ。
1番を取らないところがカナダらしくて好感が持てるだろ(笑)
カナダにも何か1番の地下資源がないのかよ?って?
あるよ。
あんまり言いたくないけど、ウランの産出量で世界一。
ダイヤモンドの話に戻るけど、カナダのダイヤモンドはオーストラリア産と並んで最近人気が高いんだ。
なぜなら、ダイヤモンドの歴史は実はアフリカ諸国のそれは悲惨な血の歴史。
この映画みたいなことが延々と繰り返されてきたんだよな。
→ ブラッド・ダイヤモンド
だから、アフリカの人々の犠牲のもとに産出されるダイヤモンドはBlood Diamond(流血のダイヤ)って言われて、心ある人たちの間では購入されなくなっているんだ。
コーヒーやチョコレートのフェアトレードや、アンチ毛皮製品、動物実験しないで作られる化粧品のような流れになってきてるんだろうね。
一方、利益が採掘国とその民にきちんと還元される仕組みの中で発展してきたカナダやオーストラリアのダイヤモンドはConflict Free Diamond(紛争なきダイヤ=平和のダイヤ)として注目されてきて、意識の高い購買層を持つティファニーやハリーウィンストンは、自社製品にはConflict Free Diamondしか使わないんだ。
お金はただ消費するだけじゃなく、その使い方に平和への願いを込めることができるんだね。
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返信削除最後の一文に大変感銘を受けました。
そうか!消費行動で世界を良い方向へ変えていくこともできるのか!
もちろん、お金には限りがあるので、良いモノばかりを買うわけにはいかないのですが(^◇^;)
結婚指輪についているダイヤモンドが、タローママさんとの絆のように感じて、より一層大切なモノになりました^^
ダイヤモンドが繋ぐ絆って硬くて美しくてピュアでいいですね!(^^)!
削除同じ物を買うのでも、最終的にその利益がどこに分配されるのかを考えながら消費行動を行えば、結果的に企業や社会を健全な方向に向かわせる一筋の力になるのではないかと思います。