2017年11月23日木曜日

おいらの闘い方


おいらが行きつけのドッグランに行き辛くなっちゃって

→ さよならドッグラン

こういう理不尽なこととはちゃんと闘った方がいいとたくさんの人がアドバイスをくれた。
そんな皆さんに、おいらは心からありがとうと言いたい。
おいらと母ちゃんは考えた末に、この問題と闘うことにした。


おいらと直接関係のない事件の風評被害で、おいらだけでなく近所の大型犬みんなが肩身の狭い思いをするようになっちゃったんだけど、この問題はおいらたちがまたこのドッグランで遊べるようになればそれで解決するのか?っていう根の深い問題をはらんでいる。

要は責任感がいびつな大型犬の飼い主がいたことによって、世の大型犬とその飼い主みんなが問われているんだよな。

だから母ちゃんは公園とか土手とか、人が穏やかに過ごしているところにおいらを連れて行って、たくさんの人と楽しく会話するようにしたんだ。
もちろん、おいらは母ちゃんの横でおとなしくいい子にしてるさ。
そうすると、みんなが言ってくれるんだ。


この子は大きいけれど、いい犬ね。
大きいから頭もいいんでしょうね。
ちょっと怖いけど、触っても大丈夫かしら?

犬は体の大小と頭の良さは実はほとんど関係ないんだけど、母ちゃんはにこやかに言うんだ。

触ってみて。
この子も喜ぶわ。
犬は本来人間が大好きなのよ。
怖い犬になるのも、優しい犬になるのも人間次第。

中には子供の情操教育のために触らせてほしいと言ってくる親御さんもいて、母ちゃんは喜んでおいらと子どもたちを遊ばせる。
子どもと大型犬が仲良く遊んでいると、他の子どもたちも興味を持ってやって来る。
おいらを怖がっていた子も、もっと小さな子がおいらを撫でているのを見ると、恐る恐るおいらに触って来る。おいらはワンコビギナーの子どもにすごく優しいんだ。


これが母ちゃんの戦術。
その中の1人でも「大きな犬も可愛いね。」「僕も大きな犬が欲しいよ。」って言ってくれたらおいらと母ちゃんの勝利だ。
こうして、大型犬に対する理解の裾野を広げていくんだ。
気の遠くなるような闘いだな。

おいらの母ちゃんは江戸っ子だから短気だし、怒ったら機銃掃射のように言葉が出てくる人なんだけど、そこに『家族のために』というフィルターが1枚入ると闘い方がガラッと変わるんだ。

ドッグランでみんなに嫌がられても、堂々とおいらと遊ぶという選択肢もあったんだけど、それは総合的に見たら、おいらのためにも、他の大型犬のためにもならないんじゃないかと母ちゃんは思ったんだろうな。

大型犬の飼い主の心構えが問われているのなら
世間が望む以上のものを見せてやろうじゃないか!
なあ、タロー!

おいらの母ちゃんは、こういう疲れる人なんだ。
明後日の方向を向いてる負けず嫌い。
はぁ。


おいらが住むバンクーバーには100年以上前から日本人が住んでいる。
今年でカナダは建国150年だから、この国の初期から日本人はここに根付いているんだ。
第一次世界大戦の時、日本とカナダは同盟国だったから、力を合わせて戦ったんだけど、二次大戦下の日本人は本当に苦労した。
『敵国民』としてのレッテルを貼られ、財産は全て没収され、カナダ国民と認められないにも拘らずカナダ兵として出兵した。働き口もなく、あっても白人よりずっと低い賃金で過酷な労働を強いられた。更に強制収容所に閉じ込められ、凍死したり、栄養失調で亡くなる人がたくさんいたんだ。

でも、70年経った今、日本人はカナダで最も信用される国民の1つとしてカウントされる。
それはひとえに暗く不遇の時代を誰のせいにすることもなく、黙々と正直に働いてきた日本人の後姿を、この国の人たちがずっと見てきたからなんだろうと思う。
その時代の日本人たちの苦労は、確かに後世のここに住む日本人をあらゆる場面で大いにバックアップいるんだ。だから、母ちゃんはつまらないことでギャーギャー騒いだりしないって決めている。先輩方の誇りと苦労にツバ吐く行為になっちゃうもんな。
だからおいらも誤解されても、怖がられても、強く優しく誇り高くみんなに愛されながら生きていくんだ。

なんてな。






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