2017年11月30日木曜日

食べたら危険 動物の骨


今年の6月15日を最後にドッグフードやおやつのリコールがなくて、おいらはブログに書くネタがなくて困ってたいいことだなーって思ってた。
ところがさっきFDA(米国食品医薬品局)から速報が入った。
リコール情報ではなく注意喚起なんだけど、これは北米だけでなく、日本をはじめ全ての国とその国の犬に関わることだから、全国の父ちゃんと母ちゃんに知ってもらいたいと思うんだ。


以下はおいらの意訳。


ペットの飼い主の多くは七面鳥や鶏の骨をそのままペットに与えてはいけないということを知っているよな。七面鳥や鶏の骨は脆くて危険だからだ。
ところが、骨そのものよりも、普通に市販されている『骨を原材料としたおやつ』の方が余程危ないとFDAは言ってるんだ。


『骨を原材料としたおやつ』って何?

『骨を原材料としたおやつ』とは、動物の骨を犬用に加工してパック詰めされた製品のことで、一般的な骨そのものとは区別される。
乾燥させるために燻製にしたり、焼いている場合は全て『骨を原材料としたおやつ』だ。添加物や調味料、燻製香料などが使われている場合もある。

英語表記がある場合は

“Ham Bones”
“Pork Femur Bones”
“Rib Bones”
“Smokey Knuckle Bones”

と書かれているものも『骨を原材料としたおやつ』に該当するので、一般的な骨か『骨を原材料としたおやつ』なのか迷ったら、まずは上記の表記がないか確認してほしい。

なお、今回の警告は特定のメーカーや製品に対するものではなく、骨と『骨を原材料としたおやつ』全般に対する警告だ。更には原産国も限定していない。

FDAの報告書によると、ペットの病気に『骨を原材料としたおやつ』が直接関わっているという68の症例が報告されている。


何が問題なのか?

飼い主や獣医からFDAに報告があったうちの90症例は犬についてのもので、

主なものは

・ 胃腸障害(消化管の異物となる)
・ 窒息
・ 口腔および扁桃腺の損傷
・ 下痢
・ 直腸からの出血
・ 死亡

中にはカビが生えていたり、齧るとギザギザに尖るようになっている商品の報告も7例あり、『骨を原材料としたおやつ』を食べた直後に死亡した例が15例ほど報告されている。

FDA獣医医薬局のカーメラ・スタンパー獣医によると、

『骨を原材料としたおやつ』をペットに与えると、予期せぬ事態に陥り、緊急手術や死に至ることもある。ストックしてある『骨を原材料としたおやつ』を与えようとしていたり、クリスマス用に購入を考えている場合は再度考え直してほしい。

とのこと。

ペットを守るために

・ ペットがキッチンから鶏の骨などを持って行っちゃう場合があるから、料理中や食事中は危ない骨をペットの手の届かないところに置いておこう。
・ ちゃんと捨てたつもりでも犬はゴミの中から七面鳥の骨やステーキについていた骨を拾う天才。くれぐれも気を付けてね。
・ 犬が齧って安心なおもちゃやおやつがちゃんとあるから、獣医さんに相談して安心なものに換えてあげてね。




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