2018年2月17日土曜日

速報★ドッグフード リコール情報 20180215


今年に入って早くも5件目のリコールが出たよ。
しかも、今回のはリコール原因の中でも最も深刻なものだから、全国の父ちゃんと母ちゃんは、おいらたちが食べちゃう前に早くお店に返してね。

メーカー:Smucker スマッカー
リコール原因:ペントバルビタール混入


リコール対象商品:



ペントバルビタールって何か?と言うと、動物の安楽死に使われる薬で、以前アメリカでは薬殺による死刑に使われていた薬だ。
なんでそんな薬がドッグフードの中に混入するかって言うと、詳しくはここを見てほしい。


「これだから、アメリカ製品は!」って言ってる日本人。
アメリカ人ができる悪事は日本人だってできるさ。
同じ事件は実は日本でも起きているんだよ。
ただ、報道されないだけ。


今回のリコールに際して、Smucker社が出した声明は以下の通り。

我々は上記の商品について、我々の製品基準を満たしていないと判断し、商品の撤回(リコールではない)をした。
一部商品は市場に出回ってしまったが、小売業者は倉庫から上記商品を取り除くことになっている。

獣医やFDAのような動物栄養管理の専門家たちは、低濃度のペントバルビタールはペットの安全に脅威はないと確認しているが、飼い主にとっては懸念事項であると思う。

何かあれば電話及びeメールによる問い合わせに喜んで対応したい。

我々はこの件について内部調査を進めていることを知ってほしい。
我々も我々の仕入れルートからペントバルビタールが持ち込まれたことに失望している。
現在、混入原因となった材料とその供給元及び製造施設が絞り込まれている。



いやいや、上記の表は世界最大の小売りチェーンであるウォルマートに出回ってしまった商品のリストだから、リコールではないとは言えないだろう。
それに低濃度だから安全なんて言うなよ。
青酸カリだって低濃度なら死なないさ。
濃度云々じゃなくて、食べ物に絶対に入っていてはならないものが入っていた。
それが問題なんじゃないのか?

おいらはドッグフードについていろいろ思うところはあるが、まず自分の会社で製造していないものに品質保証して販売しちゃう会社を信じない。更には製品検査が終わる前に出荷してしまうような安全軽視の会社も信じない。

おいらの日本の母ちゃんであるビー玉さんが言ってた。

日本ではリコールってほとんど聞かないけど本当に大丈夫なのかなぁ?

さすが、おいらの母ちゃんだけあって、鋭いよな。
おいらの母ちゃんが日本のペット用品店でアルバイトをしていた時に、「棚から●●●と■■■の商品を撤去して」っていう指示がよくあったんだって。
海外でリコールされた商品を棚から撤去することで『善処した』ってことになるらしい。
「すでに売れちゃったものはどうするんですか?」って聞くと「んー、どうするんだろうね。」
日本で売られているペットフードの80%以上が外国産。
なのに、日本ではリコールの話を聞かないというのはこういうことなのかな。


なんてな。

情報提供元:ドッグフードアドバイザー(英文)



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