バンクーバーはどこもかしこもハロウィン一色。
3年前までは、おいらの家にとってハロウィンは大切な行事だった。
母ちゃんが作ったお菓子と、買ってきたハロウィン用のお菓子をきれいな袋に入れて、訪ねてきた子どもたちに配ってたんだ。
今の子どもたちは携帯で連絡取りあっていて、誰かが「ここはいいよ!」ってLineで流すと、あっという間に子どもたちが集まってくる。
母ちゃんが用意した50袋のお菓子は1時間もしないうちになくなっちゃうんだ。
父ちゃんと母ちゃんにはそれがとても嬉しかったんだけど・・・。
世の中は段々物騒になっていくだろ。
ハロウィンを装った強盗なんていうのもあって、安全のために3年前からお菓子を配るのを止めたんだ。
楽しみにしてくれていたちびっこたち、ごめんな。
なぁ、今年はおいらにハロウィンの衣装を着せてくれない?
それでドアの前に座ってたら、子どもたちも喜んでくれるんじゃない?
おいら、せっかく黒いんだし、オレンジ色の装飾とか映えると思うんだよな。
こういうのとか
こういうのもいいぞ!
そうだね。
お前の大好きなオレンジ色の装飾をしてみようかね。
じっとしてるんだよ。
ほら、できた!
こんなの、どうだい?
確かにオレンジだけどさぁ・・・。
自分で言うのもなんだけど
おいらって、結構我慢強いよな。
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