おいらの畑は一切の薬剤を使わずにお野菜を育ててる。
肥料もおいらの💩💩💩だ。
でも、この季節になると、苗に悪さする虫たちがやって来る。
ナメクジは父ちゃんと母ちゃんが深夜に懐中電灯を持って捕獲する。
一晩で葉っぱをごっそり食い荒らすヨトウムシには土に米ぬかを撒いて対処する。
青虫や毛虫、ヨトウムシみたいな肉感的な虫は米ぬかが大好き。でも、食べると激烈に下痢して死に至るんだ。
一番害があるアブラムシには唐辛子ジュースを噴霧するんだけど、唐辛子の苗自体にアブラムシがつくくらいだから、あんまり効果はないんだ。
有機栽培は虫や鳥たちとシェアするくらいの気持ちでやらないとイライラが募るんだけど、虫たちは食い荒らすだけじゃなくて、厄介な病気も持ってくる。
そこで母ちゃんがやっているのがコンパニオンプランツ大作戦。
虫に好まれる野菜の中に、虫が嫌いな野菜を混植するっていう方法。
根腐れの原因になるセンチュウ予防にマリーゴールドを畑に植えこむっていうのは有名だよな。
害虫予防だけじゃなくて、互いに成長を助け合うコンパニオンプランツもあるんだ。
キュウリの合間にレタス
レタスはマリーゴールドと同じくキク科の植物。
キク科の植物には虫がつきにくい。
きゅうりに寄って来るアブラムシをレタスが予防し、きゅうりの大きな葉っぱが、直射日光が苦手なレタスに陰を作ってくれる。
互いに助け合ってるだろ。
レタスの代わりにしそやバジル、ネギでもいい仕事してくれるんだぜ。
インゲンの合間に水菜
アブラムシに好まれ、青虫に嫌われるインゲンと、青虫に好まれ、アブラナ科の割にはアブラムシがつきにくい水菜を混植すると、不思議とアブラムシも青虫も来なくなるんだ。
更に、根を縦に張るインゲンと横に張る水菜を一緒にすることで、少ない土を有効活用できるんだよ。
正反対の性質が互いの成長を助け合って、どちらの生育もよくなる。
生き物ってよくできてるよな。
なんか、おいらの父ちゃんと母ちゃんみたいだ。
理系の父ちゃんと文系の母ちゃん。
しっかり者の父ちゃんとおっちょこちょいの母ちゃん。
働き者の父ちゃんと怠け者の母ちゃん。
何から何まで正反対の2人を1つ屋根の下に混植しても、とりあえず家庭は回っていく。
父ちゃんが割り食ってる感じがするのは気のせいだ。多分。
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