もうすぐ夏休みが終わるね。
みんなは夏休みの宿題は済んでるか?
1年の中で子どもの自殺が一番多い日。
それは8月31日。
死んだらいろいろ楽になるよな。
このまま生きていたって、いいことなんか絶対ないと思ってる君。
自分なんか生きている価値はないと思っている君。
誰も自分のことをわかってくれないと思ってる君。
そんな絶望に立ち向かって、それでも「逃げちゃいけない」と思っている君。
でも、君は生きていた方がいい。
君がいなくなって悲しむ誰かのためじゃなくて、君自身のために生きていた方がいいと思うんだ。
「いじめに立ち向かえ」
「やられたらやり返せ」
「1度逃げたら逃げ癖がつく」
自分のことを棚に上げて、そんな無責任なことを平気で言う大人がいるだろ。
そいつらの人生を見てみろ。
本当に大事なことには何にも立ち向かってないし、やり返してないし、逃げっぱなしの人生だろーが。
全てのことに立ち向かって、やり返していたら、人生なんて成り立たない。
逃げない人生なんて存在しないんだ。
なのに、なぜか大人は君の最初の『逃げ』に拘る。
おいらは敢えて言うぞ。
『逃げること』は『生き延びること』だ。
だから、君は逃げていいし、生きていいんだ。
大人には逃げ道や言い訳がたくさんある。
けど、君たちには『家庭』と『学校』、まだこの2つしか世界がない。
『学校』に居場所がなくて、それでも『家庭』が君の心の痛みに気がついてくれなかったら、君にはどこにも居場所がなくなっちゃうよな。
だから、君は永遠に楽になれる『別の場所』を探してしまうんだ。
君のことを一番大切に思っている人に、勇気を出して君の心の内を話してみないか?
そんな人はいないとか、どうしても話すことができないとか、話してもどうにもならなかったなら、おいらは君たちに逃げられる別の場所を教える。
NPO法人子どもセンターてんぽ(横浜)
NPO法人子どもセンターパオ(名古屋)
NPO法人子どもシェルターモモ(岡山)
最後の手段に出る前にもう1ステップ踏んでみてくれよ。
今までの我慢や屈辱に比べたら、とっても軽いステップだ。
今苦しいことから逃げると、何度でも同じような壁が君の前に立ちふさがる。
だからこそ逃げていいんだ。
君には何度でもやり直すチャンスがあるんだ。
人生ってうまくできてるよな。
心が疲弊して、魂が擦り切れようとしている今、敢えて立ち向かう必要なんかない。
戦える時が来たら、君は自然と戦うよ。
おいらは最初の飼い主に死ぬことを望まれて、SPCAに救助され、今の父ちゃんと母ちゃんのところでセカンドチャンスをもらった。
だからおいらは父ちゃんと母ちゃんをすごく大事に思ってる。
もし君がいじめられているのだとしたら、それは人の心の痛みがわかるという大きな贈り物をもらったということだ。
恥じることなんか何もない。
その宝を胸に、堂々と逃げて、堂々と生きてくれ!
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