バンクーバーと一口に言っても、大陸のバンクーバーもあれば、島のバンクーバーもあるというのは、前にお話ししたよね。
→ 夢のバンクーバーアイランド
更に、この大陸バンクーバーと周辺エリアを合わせて『メトロバンクーバー』っていう言い方もあるんだ。
メトロバンクーバーに住んでいる人が『バンクーバー』って言うと、それは『バンクーバー市』のことなんだけど、メトロバンクーバー以外の地域や海外の人が『バンクーバー』っていうと、それはメトロバンクーバーを意味していることが多いんだ。
日本でも『東京』って言う時、千葉・神奈川・埼玉が含まれていることってあるだろ?
あんな感じだよな。
そのメトロバンクーバーの南に位置するリッチモンド市。
バンクーバー国際空港があることで有名なんだけど、北米最大にして最高の美食スポットだったり、人口の80%が中華圏の人で構成されていたりと、すごく特色ある街なんだ。
ここに来ると白人系の人があまりいないから、清潔で横に広い香港じゃないかと錯覚する人も多い。
そのリッチモンド市の南端にある市の文化遺産『London Farm』を紹介するよ。
メトロバンクーバーに住んでいる人でも知らない人が多い、穴場中の穴場。
19世紀の大農園主家族のお屋敷跡として、リッチモンド市が補修しながら一般公開している歴史文化遺産だ。
19世紀後半にたった200人のイギリス系開拓民で始まったリッチモンドの歴史がこの小さな建物にギッチリ詰まってる。
1階部分は昔ながらのハイティーを楽しむ喫茶スペースとギフトショップ、2階部分は実際に使われていた調度品や機械を展示して当時の暮らしぶりが再現されているんだ。
喫茶スペースは20人も入れば一杯になっちゃう広さで、19世紀にタイムスリップできちゃう設えになってる。
右手のオルガンも当時ここで使われていたものだよ。
ほーら、ハイティーが来たよ。
このスイーツはここのボランティアが昔ながらのやり方で全部手作りしてくれているんだ。甘すぎない自然の味でとっても美味しい。
紅茶もここのオリジナルブレンドで、アッサム系で癖がない。
食器もほとんど当時のものを使っていて、お客の顔を見てボランティアスタッフがお皿とカップをコーディネートしてくれるんだよ。
普通ハイティーを楽しもうと思うと、1人$30~$50が相場なんだけど、ここは市が運営しているからなんと$14(日本円:1120円)で楽しめちゃう。
19世紀の大地主の大奥様気分をたった$14で味わった後は、2階の展示スペースを無料で見学。
昔の大奥様の寝室兼フィッティングルーム。
糸紡ぎ、機織りの部屋。
お庭に出るとお花畑が広がっている。
皆さんもバンクーバーの観光に疲れてしまったら、ほっとここで一息ついてみるといいぞ!
→ London Heritage Farm
期間によっては閉園になっていたり、喫茶スペースは限りがあるから、上記のサイトで確認してから行くようにおススメするよ。
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