バンクーバーの海と川では、四季を通じて常に何かしらの魚が釣れる。
12月から3月まではニシン
2月から6月までウグイ
5月から7月までいちょう蟹(ダンジネスクラブ)
9月後半からいろんな種類の鮭と鱒が釣れる。
他にもおひょうとか、ティラピア、ひらめなんかも釣れるんだ。
父ちゃんは雨が降らない限り、大体近所の海か川で釣りしてるから、うちでは魚を買って食べたことがほとんどない。
今年のニシンは例年になく大漁で、父ちゃんは毎日30匹くらい釣ってくる。
これが今日の釣果
日本のニシンと比べるとカナダのニシンはかなり小ぶり。
身も平べったくて、1尾200g前後の大きさなんだ。
ところがこの小さなニシンは捨てるところがない。
おいらの家ではその日に料理しない分は、頭と内臓を取り出して、1回で食べる量に小分けして冷凍しておくんだ。
頭と内臓は肥料にして、三枚におろした時の背骨の部分は油で揚げて魚せんべいにする。
身の部分は刺身でも焼いても揚げても蒸しても食べられる。
そして、有難いのが卵。
左が卵(数の子)
日本の数の子のように景気のいい大きさじゃないんだけど、この卵があれば子持ちきんぴらや山海漬けが作れる。
鮭同様、本当に有難い魚なんだ。
父ちゃんが捌いているところで、おいらがいい子にしていると、時々刺身の切れ端がもらえたりするんだ。
鮭の場合はアニサキスっていう寄生虫が怖いから、捌いたばかりのものはおいらがどんなにいい子にしていてももらえない。
だから、おいらはニシンの季節が大好きなんだ。
おいらも青魚好きの父ちゃんも大喜びのニシンなんだけど、母ちゃんは料理するだけで食べることはできない。
→ 経過報告 この母ちゃんで我慢してやる
また、こんなことにっちまったら、おいらも父ちゃんもいい迷惑だからな。
母ちゃんの分のニシンはおいらが食ってやるから心配するな。
にほんブログ村
人気ブログランキング
当ブログはリンクフリーですが、無断転載および無断利用を固くお断りします。
All copyrights 2017 are reserved in Asunaro Taro
にほんブログ村 ブロトピ:ブロトピ投稿でアクセスアップ‼ ブロトピ:相互アクセスアップの仲間を探しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿