2017年9月11日月曜日

雨とおいらと隼人瓜


久しぶり雨がじゃんじゃか降ってくれて、半分枯れかけていた庭の芝生も青々としてきてさ、ネギもピキーンと立ってきて、ああ、みんな雨を待ってたんだなーって思ったよ。
5ヶ月に亘って燃え続けていた山火事も40%が鎮火したってニュースでやってたから、雨の力ってすごいよな!


人間が湯水のようにお金を使って飛行機で消火剤撒いても、オーストラリアから山火事のスペシャリスト軍団を招いても、コントロールバーン(延焼を防ぐために予め森を人為的に燃やしてしまうこと)までやっても鎮火しなかった山火事が、たった1日の雨でこんなに勢いが弱まるんだもんな。

秋の雨っていうのは畑にとっても1つの節目になって、一雨ごとに弱っていく作物もあれば、弱っていたけど雨を受けて生き返る作物もあるんだ。いくら、人間がホースで水を撒いても雨には敵わないんだよな。

瓜類は、雨が降って急激に気温が下がると未熟な果実が落下したり、腐ったり、急激に水を吸って実が割れたりするから、父ちゃんが隼人瓜をさくさくっと収穫したんだ。

双子もあれば


三つ子もあるよ。


落下させたり、腐らせたらもったいないと思って収穫したらこんなにあった。


今日は全部で38個。
今までのところ108個収穫できたんだ。

隼人瓜はすごく肥料食いの作物なんだ。
週に1度は追肥しなくちゃならない。
しっかり肥料を与えてあげると、ほんのり甘い果実になるんだって。
今年のは今までで一番糖分の強いおいしい果実だって父ちゃんが言ってた。
さーて、誰のお陰かな?


この中から良さそうな実を30個選んで、新聞紙に包んで遮光して冷暗所に保管するんだ。
来年の種実にするんだね。
普通の瓜類は中に種がたくさん入っていて、1個だけ種実にすれば家庭菜園では十分なんだけど、隼人瓜の種は1個の果実に1個しか入ってないんだ。
しかも発芽率、発芽した後の成長率が極めて不安定。来年の春までに種実が腐ってしまうこともある。
うちは毎年6苗植えるんだけど、6苗を確実に得るためには30個の種実が必要なんだ。

家族みんなで頑張って、恵みの雨が降って、はじめて美味しい野菜が穫れるんだね。
当たり前の天の恵みがこんなに有難いと思った年はなかった、って母ちゃんが言ってた。
当たり前って、実は当たり前なんかじゃないんだよな。きっと。
だから、雨とおいらに感謝して食えよ!





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