カナダっていう国はさ、自然資源、地下資源、観光資源に溢れた国なんだけど、それ以外の産業が見事にない国なんだ。
特産品も鮭とメイプルシロップ、アイスワイン、ブルーベリー・・・
以上！
って感じでさ。
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価格:8,499円
(2017/9/1 16:53時点) 感想(4件) |
国をまたいで人に何かをあげようと思っても、メイプルシロップ以外は輸出制限が厳しいから空輸もハンドキャリーも難しいし、メイプルシロップだって1回もらえば今後5年くらい要らないよってみんな思うだろ？
2回目になると、みんな「ありがとう」って言ってはくれるんだけど、心の中ではこう思うんだ。
「またかよ。毎日毎日パンケーキばっか食わねーよ。」
父ちゃんなんか上海に帰る度にお土産に頭抱えてるんだ。
でもな、おいらの話を聞いたらきっとみんなメイプルシロップが欲しくなるよ。
明日から日本のメイプルシロップ屋さんはウハウハだな。
え？日本にはないの？メイプルシロップ屋さん？まじ？
まずはメイプルシロップの効能からいこうか。
驚くべきことにメイプルシロップには54種類のポリフェノールが含まれているんだ。
ポリフェノールと言えば赤ワインって思うだろ？
いいから思えよ。
ところがメイプルシロップに含まれるポリフェノールの総量は赤ワインを遥かに凌ぐんだ。
このポリフェノールがアンチエイジング、美白、安眠に役立つだけでなく、摂取した炭水化物を糖に変換する酵素をブロックしてくれるから、炭水化物を控えている糖尿病の人、糖質制限中の人の甘味料として最適なんだ。
更にカリウムやビタミンB群、カルシウム、マグネシウム、亜鉛といった各種ミネラルも豊富に含んでいるから、実は飲む天然美容サプリメントでもあるんだぜ。
おいらたち犬にとっても少量ならいいサプリになるんだ。
糖を煮詰めてカラメル化したらAGE（糖とたんぱく質が加熱されてできた終末糖化産物）がヤバイんじゃないの？って思うかもしれないけど、現在のメイプルシロップの製法は昔のように煮詰めるんじゃなくて、先に水分を飛ばしてから加熱するだけだから、そんなに煮詰めてないんだ。
ただ、問題は食べ方なんだよな。
美味しいけど、香りに癖があるだろ？
パンケーキにつける以外に何があるの？って感じだよな。
だから、おいらが教えてあげちゃうよ。
まずね、野菜炒めを作る時、最後にティースプーン1杯のメイプルシロップを同量の紹興酒または日本酒で溶いたものを回しかけてひと混ぜしてみて。４人分につきティースプーン１杯ね。
いつもの野菜炒めが高級中華料理店の逸品になっちゃうよ。
ちなみに中濃ソースに適量混ぜれば高貴な香りのお好み焼きソースになるっていうのは母ちゃんの発明だ。
それから、渋めのダージリン紅茶にスプーン１杯。
コーヒーにも１杯。
後味がすっきりした甘味はきっと癖になる。
買ってきたドレッシングが酸っぱすぎ！っていう時の救世主もメイプルシロップ。
ほんの１滴混ぜるだけで、カドのある酸味が丸くなるんだ。
因みにアメリカ・カナダの市販のドレッシングは異常に酸っぱいのが多いんだ。
アイスクリームやプリンにかければ、おもてなしデザートになるよ。
あとね、おいらのイチオシはメイプルシロップレモネード。
面倒臭いことは何にもしない。
スライスレモンとメイプルシロップ、後はお湯を注ぐだけ。
スプーンでレモンをズコズコ潰しながら飲むんだ。
翌日のお肌が違うから、騙されたと思ってやってみな。
風邪の時にも助かる１杯だよ。
明日はメイプルシロップの選び方、見分け方を教えるからな。
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