おいらがちょうど6ヶ月になった日の朝
庭で朝の儀式をしていたんだ。
いわゆる、食って、走って、出すってやつだ。
おいらの気配を察知したCodyの兄貴が遠吠えでおいらを呼んだんだ。
おいら、嬉しくってさー
おいらも兄貴の真似して応えたんだ。
あおおおおぉぉぉぉぉーーーーーん!
更に兄貴が呼ぶからさ、おいらも必ずそれに応えて、もう大合唱。
声を合わせているうちに、おいらついつい興奮しちまって
うちのゲートの鉄柵を乗り越えようとしたんだ。
ところが、うちの鉄柵はいくつもの長槍を縦に組み合わせた構造になっていて
槍がおいらの腹に食い込んで、痛くて、苦しくて
焦ったねー。
いや、おいらじゃなくて、母ちゃんが。
幸い、槍の先は丸くなっているから、腹に刺さることはなかったんだけど
鉄柵の向こうはすぐ車道になっているから
まだ、バランスよく周囲に注意を払えないパピーのおいらが車に飛び出したらどうしようと
母ちゃんがおいらの尻を抱えて引きずりおろしたんだ。
「これを乗り越えたらダメ!」
だって、兄貴が呼ぶんだもん・・・。
「車に轢かれたらどうするの?」
おいら、車にだったら勝てそうな気がするんだもん。
「車に勝てる犬がいるか!」
じゃあ、おいらが第一号になるよ。
「ならんで、よろしい!」
うん、わかったよ。
母ちゃんが見ているところでは乗り越えないことにするよ。
「じゃあ、母ちゃんはいつも見ていることにする!
庭に出る時もリードをつけることにする!」
ちっ!おいらが見つけた楽しみは、いつも母ちゃんに潰される。
やっぱ、おいら、母ちゃんが嫌いかも。
「嫌われるのが母ちゃんの仕事だから、上等だね。
ところで、ご飯は誰にもらうんだっけ?」
おいら、母ちゃんだーーーい好き!
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