2018年6月2日土曜日

犬が教える連作障害の防ぎ方


昨日はごめんよ。


→ 連作障害を考える

おいらがいい調子で書いていたのに、母ちゃんがおいらを呼ぶんだよ。

タロー、ご飯よ~

母ちゃんに呼ばれたら仕方ないだろ。
渋々、飯を食ってやったんだ。
ったく、女ってやつは男の仕事ってもんがわかってねーんだよ。


そうそう、連作障害の話だった。

防ぐ方法はいくつかあるんだ。

1. 土を取り換える。
  良心的な農家がやってる方法だな。使った土は別の作物に使ったり、堆肥と混ぜて寝かせておくんだ。

2. 作付けする土地自体をローテーションで変える。
  農地をいくつかに分割にして、ナス科・マメ科・ウリ科みたいに連作反応が起きやすい作物の作付け位置を毎年変えていくんだ。これを輪作って言うんだ。コンテナ栽培や温度や光の管理ができるビニールハウスなら簡単だけど、日当たりを調整できない露地栽培ではちょっと難しいかもな。

3. 消毒剤を撒いて土を消毒する。
  多くの農家でやっている方法だな。石灰でもいいよ。但し、石灰は撒いてから最低1ヶ月は何も植えられないよ。

4. 土を天地返しして日光消毒する。
  秋に長雨になる地域にはちょっと厳しいかな。それと、かなりの重労働になるから女性には辛いね。苦労の割に効果もそれなりだし。

5. 焼き畑をする。
  熱で土壌を消毒する方法だけど、今は多くの国で禁止されてるから無理だな。

6. 炭を土に混ぜておく。
  秋に作物が寿命を迎えたら、出来るだけ根を残さないように引き抜いて、こんぺいとう大にクラッシュした木炭を土に混ぜて冬を越させるんだ。木炭の中に土にいい微生物が住み着いて、植物にとって毒素となる物質を分解してくれる。炭は高温で焼いたものがいいよ。備長炭のように低温でじっくり焼いた上等な炭なんかじゃなくていいんだ。
「炭焼き小屋近くの畑に不作はない」という話はここから来るんじゃないかと思うんだ。おいらの畑では毎年BBQ用の木炭をクラッシュして土と混ぜておくんだ。炭が手に入らない時は、冷蔵庫の消臭剤や浄水器のフィルターに使われてる活性炭でもいいよ。

これで、みんなの畑も大豊作だな。








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