海外に住んでいると、結構お世話になるのが在外大使館と在外領事館。
バンクーバーは首都じゃないから領事館にお世話になるんだけど、日本国バンクーバー総領事館はとても親切。
災害や病気、テロみたいな社会不安の危険性があると、注意喚起のメールをくれる。
今日、母ちゃんはこういうメールを領事館からもらった。
バンクーバー市警では,6月中旬までに,架空の誘拐を装った詐欺事件が発生したとして警告しています。市警によりますと,中国本土からカナダに留学中の20歳代女性が,中国の警察官を名乗る電話を受けました。被害者の電話のディスプレイに映し出された犯人側の電話番号は,実際の中国警察の電話番号だったとされており,これは“Spoofing”と呼ばれる,詐欺師がよく使うなりすましの手法とのことです。
犯人は,被害者が中国本土においてマネーロンダリングの捜査対象になっていると告げ,警察と裁判所の費用を振り込むよう求めました。その振り込みは,ビットコインのATMを通じて行われました。犯人はさらに追加で金を払わなければ逮捕されると被害者を脅し,さらに,写真を送るよう指示しました。犯人はその写真を中国に住む被害者の親に“WeChat”を通じて送りつけ,被害者を誘拐したかのように装い,身代金を要求,被害者の親は身代金を支払いました。被害者は身体的な被害は受けませんでした。
バンクーバー市警では,「全ての外国人留学生に対し,中国警察がカナダにおいて皆さんを逮捕することはないと忠告します。もし,迷ったり,怖いと思うことがあれば,地元の警察機関に相談してください。」と呼びかけています。同市警によりますと,今年に入り,3件の架空の誘拐を装った詐欺事件の被害届を受けており,さらに2件の未遂事件についても届出を受けているとのことです。
こうした事件は模倣犯が現れたり,手口が巧妙化したり,エスカレートしていくことが予想されます。また,Canada Revenue Agencyを装った詐欺事件も未だに発生しており,バンクーバー市内に住む58歳の女性(国籍は不明)が6月中に6千ドルをだまし取られる事件が発生しております。身に覚えのない電話には応答しない,迷った時は自分だけで抱え込まず,周りの人や,警察や関係当局,総領事館に相談してください。
確かに現在のバンクーバーは詐欺事件が多いんだ。
おいらの家にも、中国大使館や税務署を名乗る電話が毎日かかってくる。
でもさ、マネーロンダリングや脱税に関わってなければ、「なんのこっちゃ?」で終わる話だと思うんだ。
そういうことに身に覚えのあるお金持ちをターゲットにしてるんだよな。
で、身に覚えのある人は、騙されても警察に相談しないことが多い。上記のメールでも、6件の詐欺事件が報告されているというだけで、実際の被害はもっともっと多いんだろうよ。
よかったな、母ちゃん。
うちはお金なくて。
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