2018年6月7日木曜日

夏だから、怖い話でもしてみようか


昨日、おいらの父ちゃんと母ちゃんは2人でアメリカに買出しに出かけただろ。
これはアメリカに行く途中で、母ちゃんが実際に見たことなんだ。


父ちゃんと母ちゃんはおいらに飯を食わせて、用を足させてから、「すぐ、帰るからね。」っていつもの通り嘘ついて、車で出かけて行った。
午後2時ごろのこと。

ハイウェイに乗って30分もすると、カナダらしいのどかな風景が広がるんだ。
そのハイウェイに小さな歩道橋がかかっていて、その歩道橋の上でピンク色の服を着た4、5歳くらいの女の子3人が、母ちゃんたちの進行方向に向かって一生懸命手を振っていたんだ。
つまり、母ちゃんからは彼女たちの後姿が見えたんだ。
周りに大人の姿はなくて、小さな子どもだけが3人。
下は車がびゅんびゅん走るハイウェイ。
母ちゃんは結構手前からこの子たちに気付いていて、「危ないなぁ。親は何してるんだろう?」って思ってた。

場所はここ

ちょうど父ちゃんと母ちゃんの車が歩道橋に差し掛かる手前で、一番右端にいた女の子が足をかけて歩道橋をよじ登ろうとしたんだ。

危ないっ!

母ちゃんがそう叫んだ時には、車は既に歩道橋を通り過ぎていた。
後ろを振り返ると、歩道橋の上に子どもの姿が1人もない。
路上を見ても落ちた形跡はない。

あの子たちはどこにいったんだろ?
森と車しか見えないあんな場所で、あの子たちは何に手を振っていたんだろ?
そして、どうして父ちゃんにはあの子たちが見えなかったんだろ?
もしハンドルを握っていたのが母ちゃんだったら、どうなってたんだろ?







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