2018年7月5日木曜日

ちゃんと仕事しろよな!


今回のワールドカップはドキドキしたね!
なんだかんだあったけど、日本はいいとこいったんじゃないかっておいらは思うぞ。
監督、選手の皆さん、ありがとうな。


カナダではホッケーは国民の大関心事だけど、サッカーになると特定の国から来た人たちだけが騒いでる。
ブラジル、ドイツ、イタリア、ベルギーみたいなサッカー一等国から移民してきた人たちにとってはオリンピックより大きなお祭りなんだ。

2012年のワールドカップの時、母ちゃんは大変だった。
おいらの先代犬のヘルニアが悪化して、温熱療法を受けることにしたんだ。
4日に1度の温熱療法を4回受けると、ヘルニアの痛みは犬自身がコントロールできるようになるってことで、順調に治療が進んで3回目の日。
腰の痛い先代犬を気を付けて病院まで運ぶと・・・
病院に札がかかっていた。

「ワールドカップ開催中のため本日休診」

先生?4日に1度を4回ちゃんとキープしないといけないよって言ったよな?
先代犬のかかりつけ獣医はイタリアから移民してきた先生だったんだ。


2010年のワールドカップの時、おいらの父ちゃんと母ちゃんは中国にいた。
賭け事が大好きな中国人はワールドカップの勝敗を賭ける。
中には自分の子どもを担保にお金を借りて賭ける人もいたんだって。
普通の人も、大事な役目を負っている人も、とにかく賭ける、賭ける、賭ける。

その日はイングランド対アメリカの試合の日だった。
父ちゃんと母ちゃんは上海虹橋空港で飛行機に乗ろうとしてたんだけど、離陸予定時間を30分過ぎても搭乗案内がないんだ。仕方ないから搭乗ゲートの前のTVでイングランド対アメリカの試合を観てたんだ。
初めはみんな白熱して観てたんだけど、その頃の中国のサッカーファンなんてほとんど俄かファンだから、そんなに試合自体を集中して観てるわけじゃない。
そのうち、「なんで飛行機飛ばないんだよ!」とか「どうなってんだよ!」とか騒ぎだしてさ。
そうしたら、最前列でTV観てた機長の服着たおじさんが「ちっ!」って舌打ちして、クルー専用ゲートから飛行機の方向に走って行ったんだ。
それから間もなく搭乗案内のアナウンスがあったんだけどさ。
まさか、おじさんが来ないから飛行機が飛ばなかったなんてことはないよな。


お前ら、大人だろ?
ちゃんと仕事しろよな。






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2 件のコメント:

  1. え~っと、もしその舌打ちしていたオッサンが機長だったら、怖くて飛行機乗れないです(笑)
    サッカーの魔力なのか、夢中になりすぎる大人に問題があるのか…。

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  2. 私もそのおじさんが機長かどうかの確認は取っていないのですが、状況的に限りなくグレーでした(笑)
    昔ロシアの旅客機で、機長の息子(小学生)が操縦していたというニュースを見たことがあります。コックピットの中というのは結構スキャンダラスなところなのかもしれません><

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