2017年2月3日金曜日

動物が嫌いな人がいたっていいじゃないか


おいらがお散歩に行くと、いろんな人に会う。

この国の人たちに人気がある犬と言えば
ラブラドール、レトリバー、そしてジャーマンシェパード。
おいらはお散歩の行き帰りにはたくさんの人に褒められ、撫でられ、ハグされる。
中には運転中の車を止めて撫でてくれる人もいる。

おいらも嬉しくなって、思わず笑顔になる。
わかりづらいけど、これおいらの笑顔。



多分、この国の人たちは子供と犬は社会全体で育てるものだと思っているんだね。
そういう社会で育つこの国の子供たちも犬が大好き。
野犬がいないということもあって、あまり犬を怖がらない。
自分の体より大きな犬にも近寄っていく。

でもね、やっぱりおいらたちが怖いとか、嫌いっていう人たちもいる。
おいらはそれでいいと思うんだ。
自分と異形の生物を愛せないというのは、実に自然なこと。
心的アレルギーってやつだな。
そんなのフツーだよ。うん、フツー。

おいらたち犬は

あ、この人おいらのこと嫌いだな。

って察知すると近寄らない。
だから、おいらたちが嫌いな人もおいらたちに近寄らないでほしい。
そうすれば、お互いに何も起こらない。

問題なのは、嫌いだからいじめていい、殺していいと思う人。
そんな方程式は異種間でも人種間でも間違ってるよな。


嫌いは自由、でも正義ではない。



じゃんじゃん。






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