2018年1月16日火曜日

虐待してしまいそうな自分に気がついたら


虐待
嫌な言葉だねぇ。
でも減らないねぇ。


あんなに可愛いと思って自分が家族として迎え入れたペットなのに、気がついたら目を吊り上げて怒鳴っている。手もあげてる。目も合わせなくなって、ご飯もさぼったりしちゃう。
そのうちに、怯えるおいらたちを見て、イライラしていた感情がいつしか快感に変わって、もっと怯える顔が見てみたくなる。

そう思った瞬間、その人は人間ではない別の扉を開けてしまったんだ。
気を付けろよ。その先は地獄だぜ。

好き好んで弱者を虐待する人は、病気。
これは自分自身のためにも、家族や社会のためにも、まっすぐ病院にGO!だ。
けれど、本当は虐待なんかしたくなのに、愛しているはずなのに、愛したいのに、気がつけばペットに当たってしまう自分がいる。そんな自分が嫌で嫌で仕方ない。
そういう人はちょっとおいらと一緒に考えよう。

まず、1人でなんでも背負い過ぎてないか?
自分の気持ちを正直に話せる人はいるか?
自分の話に従ってくれる人じゃなくて、ちゃんと話を聞いた上で公正な意見を言ってくれる人だよ。

じゃあ、まずおいらと話をしようか。


人間は過度なストレスに晒されると、自分自身や他者を傷つけて発散させようとすることがある。ストレスが原因で虐待しそうになる人は、実行してしまう前なら、ストレスを取り除けば元の自分に戻れる。
1度実際に虐待してしまって、そこにすっとする何かを見出してしまうと後戻りが難しくなるから、絶対にここで踏みとどまってほしい。

かと言って、好きで背負ったストレスじゃないから、そんなに簡単に取り除けるもんじゃないよな。その間に大切な誰かを虐待してしまうと、そのストレスは自己嫌悪という尾ひれを付けてますます増大する。
だから、誰かを傷つける前に対象となる大切な誰かから離れてみよう。

ペットの場合は、信用できる誰かに預けてみる。そんな人がいなかったらペットホテルのようなところでもいい。保護施設に相談してみるのもいいかもしれない。今の自分では虐待の可能性があるということをきちんと伝えよう。くれぐれもキルシェルター(殺処分する施設)や保健所ではなく、名実ともに保護してくれる施設だ。まず自分で引き取り手を捜すようサポートしてもらえると思う。それはもうやったよ!って思っても、そのサポートによって新たな道が開けるかもしれない。短気を起こして、その可能性を自分で潰すなよ。
自分自身で次の飼い主を見つけることができたら、それが一番いいんだから。


それでも見つからなかったら、預かってくれるかどうかの交渉になる。
実際に自分でその施設を訪れて、そこにいる動物たちがどんな風に生活しているか、どういう扱いを受けているか、自分の身を置いて観察してみてほしい。もし、見学を断る施設だったら、そこにはおいらたちを預けないでくれ。人に見られたら困るようなことをしている可能性があるかもしれないだろ?

保護施設ではきっとこう聞かれる。

① 将来的に引き取りに来ますか?
② 終生ここであずかりますか?
③ それとも、新しい飼い主を捜す方向で行きますか?

精神状態を立て直せるメドが立っていれば①を選ぶことになるし、虐待しそうな自分を抑えてここまでできた人なら、それも充分アリだとおいらも思う。
だけど、おいらたち犬猫っていうのは人間よりずっと早く年を取る。年を取れば取るほど、飼い主が立ち直れなかった時、新しい飼い主が見つかりにくくなるという現実も考えてほしい。

当たり前だけど、どれを選んでもある程度の金額を支払わなければならないよ。
保護施設で預かってもらえる場合だと、施設の設定金額によって日額2000円から5000円というところらしい。


ストレスの根本はお金に絡むことが多いから、そんなお金が払えるのなら、初めから虐待になんか走らないよ!ということであれば、③を選んで、かつて愛したはずの家族に可能性を与えてほしい。

精神的にとても辛いかもしれないけれど、ここは人間としての尊厳をかけて頑張ってみよう。

一生愛して共に過ごしたいと思っておいらたちを家族に迎えてくれたはずだけど、人間の生活だって何が起こるかわからないからな。
飼いきれないという岐路に立った時、人間ばかりを責めてもおいらたちは幸せにはならないし、人にとやかく言われる前に始末してしまえと思う人も出てくる。
そうならないために世界中の父ちゃんと母ちゃんにお願いしたいことがある。


何の憂いもなく一緒に生活している間に、同じ動物を飼う仲間をいっぱい作ってほしいんだ。その人たちと情報を交換し合ったり、助け合ったりできるプライベートなセーフティネットを作ってほしいんだよ。そして、自分ができる時には最大限に協力する。
それはきっと、誰の人生にも1度や2度必ずやってくるピンチの際に、父ちゃんや母ちゃん、そしておいらたちの心と命を救ってくれるはずなんだ。
追い詰められた父ちゃんと母ちゃんだけで考える結果より、ずっと明るい結果に導いてくれるとおいらは思う。

地球上にはいろいろな命が共に生きてる。
人間だけが幸せなんてことは有り得ないし、動物だけが幸せになれる世も来ない。
どちらも互いに幸せっていうのが、あるべき姿だよな。
虐待をする側を責めるのは誰でもできることだけど、その背後にある原因も考えていかなきゃ、結局解決できないことじゃないかと思うんだ。


最後に、今回の記事を書くにあたって、多大なご協力をいただいたえたばりゅ兄さんにおいらはspecial thanksしたい。
おいらたちのことはもちろん、ブログ運営や仮想通貨についても教えてくれるから、皆さんもチェキラ!

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えたばりゅ兄さん、いつも役に立つ情報でおいらの母ちゃんを教育してくれてありがとう。






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