2018年1月3日水曜日

薬は犬の手が届かないところに


新年を迎えてどこの家でも絶対に取り換えたもの。
それはカレンダー。

カナダで今年最も話題になったカレンダーがなんと大麻カレンダー。
各月の暦に実物の大麻や大麻製品が添付されてるというもの。


実は今年7月1日からカナダでは大麻(マリファナ)が一般解禁となるんだ。
BC州の特産物で州政府最大の収入源となっている大麻は解禁されていない現在でも、大麻の吸引やマリファナ注射をしてる人はいて、と言うか、割と普通に売っていて、ダウンタウンのHasting Streetに行くと、大麻や合成ドラッグでラリラリになっている人を見物することができる。
昼間でも屈強な男性の1人歩きさえためらわれる光景がそこには広がっているんだ。

おいらの散歩道にも時々注射器が落ちていたり、うちのはす向かいの家では家の中で大麻を違法栽培していて警察が踏み込んだことがある。今そこは更地になっているんだけど、7年経っても買い手がつかない。売り出せばすぐに買い手がつくバンクーバーエリアで、これはとても珍しいことなんだ。一度大麻を栽培した家はカビや臭いがなかなか取れなくて敬遠されるんだ。


大麻の吸引はアメリカやカナダで高校・大学生活を送った人なら大半と言っていいほど経験する。
大麻自体は依存性も副作用もなく、タバコより安全と言う人もいるんだけど、長期使用によってうつ病にリンクするという症例があるのも確かなんだ。
それに「やったら社会上、法律上、ヤバイことになるよ。」とわかっていても、1度大麻で逮捕された芸能人が何度も捕まるのを見ていると、本当に依存性がないのかなぁって不思議に思うことないか?
そして何より怖いのが、より強い刺激を求めて覚せい剤に手を出すことなんだ。

バンクーバー市はマリファナ常習者のために注射器を無料配布している。
これは回し打ちによるエイズの感染を防ぐためなんだ。
今度はマリファナ自体を解禁にして、覚せい剤の使用を防止しようということなんだそうだ。

で、おいらが今日言いたいのは、人間には中毒症状がないと言われる大麻なんだけど、おいらたち犬や猫が摂取すると大変な毒物になる。
ペロッと舐めて痙攣起こして死に至る。
実際にバンクーバーではこういう事故が後を絶たない。

法律で禁止されている日本でも割と垣根が低くなっている大麻。
人間は自分の判断でやるかやらないか決められるけど、おいらたちはそうはいかない。
大麻だけじゃなく、人間の薬やサプリメントはおいらたちにはとんでもない中毒を起こすものがあるから、くれぐれもおいらたちの手の届かないところに置いてくれよな。
タバコや鎮痛剤(アセトアミノフェン、イブプロフェン)風邪薬なんかもっての外だぞ!







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