おいらたち犬にも物に対する愛着とか、フェティシズムみたいなものがあるんだけど、おいらの場合は何と言ってもボールなんだ。
大きければ大きいほど好き。
ボールは友達!
今日、いつもの公園(兼ドッグラン)に行くと小さな子ども連れの家族がいたんだ。
子どもが遊んでいたのがバレーボール大の青いプラスチックのボール。
実は、おいらは昔、それと全く同じボールを持っていたんだ。
ダラーショップ(日本で言う100均)で買ってもらったボールなんだけど、好き過ぎて歯を立てちゃって3秒でお釈迦にしちゃった幻のボール。
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価格:2,780円
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初めに言っておくけど、おいらは人や他の犬が持っているボールを力づくで奪ったりしない。
ちょうだい💛ってお願いするの
でも、地面に置いてあるボールは誰のものでもない、早い者勝ちのボール。
おいらはそう思っちゃう。
ボールにロックオンしちゃったおいらには、もう父ちゃんの声も母ちゃんの声も聞こえない。
ただただ、ボールに突進するのみ。
そして、咥えた途端に
ぷぅしゅぅぅぅ~~~~~
なんてこったい!
おいらの大好きな大きなボールがみるみる小さくなっていく。
こんなのインチキじゃん。
何がおいらのボールだ!
これはお前のじゃないだろ!
父ちゃんにこってり叱られた。
母ちゃんは母ちゃんで、ボールの持ち主に平謝りに謝って、弁償させてほしいって申し出た。
母ちゃんは急いで近所のダラーショップに行ったんだけど、ダラーショップっていつも同じ品揃えってわけじゃない。
今日は同じボールがないんだ。
同じじゃなくても、子どもが楽しく遊べるボールを探したんだけど、店内はイースター祭に向けて改装しているから、おもちゃコーナー自体が縮小されちゃってたんだ。
ダメだ、こりゃ(;´・ω・)
って思った母ちゃんは近くの高級スーパーに走った。
子どもが喜びそうなお菓子を手当たり次第にかごに入れて、お会計するとボールが30個買えるお値段。それを持って、また公園に向かって走る、走る、走る。
母ちゃん、おいらのお陰でいい運動してるな。
痩せるんじゃね?
子どもにボールを壊しちゃったお詫びと、新しいボールが見つからなかったお詫びをして、お母さんにお菓子を渡して許してもらったんだ。
こういうことは、きちんとしておくに越したことないからな、母ちゃん。
って、おいらは母ちゃんを褒めたのに、なぜか父ちゃんと母ちゃんからきつーく叱られた。
なんで、お前はこんなことするの!
なんでって・・・
そこにボールがあるからに決まってんだろ。
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