注:昨日の記事冷凍保存できる簡単手作りワンコご飯 作り方編が日本ぶろぐ村でのping送信が受信されずにアップロードされませんでした。
日本ぶろぐ村より当ブログへお越しの方で、冷凍保存できる簡単手作りワンコご飯 材料編を読んでいただいた方は下記リンクより続編をご覧いただけると幸いです。
ご不便をおかけして申し訳ありません<(_ _)>
→ 冷凍保存できる簡単手作りワンコご飯 作り方編
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おいらは1歳までは市販されているドッグフードを食っていた。
おいらの父ちゃんと母ちゃんも、良質のドッグフードを選べば、手作りよりもいいと思ってた。
だって、ドッグフードはちゃんと栄養のバランスを考えて、犬を愛する専門家が良心的に作ってくれていると信じていたから。
自分で作ったら、栄養に偏りが出るんじゃないかと心配もしてた。
だって、父ちゃんも母ちゃんも犬の栄養学の専門知識なんてないんだもん。
で、母ちゃんは市販されているドッグフードを片っ端から調べた。
ドッグフードメーカーの宣伝文句はすごく感動的。
愛する家族のために
犬のことを一番に考えて作られた安心フード
○○%の獣医が推奨する
オーガニック認証を受けている
AAFCO(アメリカ飼料検査官協会)認定
気に入らなければ100%返金
どの文句も刺さるよね~。
それから、ドッグフードのレビューサイトを見まくった。
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母ちゃんは声が出なかった。
宣伝文句は全部嘘だと知ったんだ。
○○%の獣医が推奨する
獣医さんも商売だから、お金をもらえば推薦文の1つも書いてくれる。
大体、大手ペットフードメーカーと獣医さんの多くは仲良しで、獣医さんの収入の一定割合はペットフード販売によるものだ。逆に推奨しないフードなんてあるのか?という業界特有の事情がある。
でも、あるんだよ。
いくらお金をもらっても獣医さんが推奨できないペットフード。
しょうがないから、ブリーダーさんに推奨してもらったりしてるw
つまり、権威を借りた宣伝文句に意味はないんだ。
オーガニック認証を受けている
AAFCO(アメリカ飼料検査官協会)認定
安心なものを与えたい世の母ちゃんたちは結構オーガニック認証に弱い。
おいらの母ちゃんも同じだった。
母ちゃんのオーガニック信仰はこのニュースで3万光年の彼方へと吹き飛んじゃったけど。
→ ペットフードに安楽死薬が混入する理由
アメリカのオーガニック認証機関USDAは一旦認証を出すと、その会社や商品に対して追跡調査もしなければ立ち入り検査もしないということが明るみに出たんだ。
AAFCOに関しては州ごとに基準が違うから一概に言えないが、アメリカのレビューを読めば、やはり信用に足る仕事はしていないというのが大方の意見のようだ。
似たような事件は実は2000年から何度となくあって、詳しくは控えるけど今年2月、遂に日本でもあった。
気に入らなければ100%返金
もし、うちの子が食べなかったら返金に応じてもらえるのね♪と思った母ちゃん。
アンタはいい人だけどちょっと残念な人だ。
もし食べて、病気になったり、最悪の事態が起こっても、返金以上の補償はしませんよという宣言でもあるんだよ。
じゃあ、その最悪の事態ってどれくらいあるんだ?って調べてみると、ペットフードを食べた直後にフードが原因で重篤な急性疾患に罹ったり、最悪の事態に至る数は全米で毎年3000件くらいある。この数字は飼い主がAAFCOに報告した数だから、実際にはもっとずっと多いんだろう。
裁判を起こす人もたくさんいるけど、ペットフード会社は優秀な弁護士団を抱えているから、どんな証拠を持ち出したって一般人は勝てない。訴訟の自由が認められているってことと、裁判の公平性が保証されてるってことは全く別の意味なんだ。これはアメリカも日本も同じだ。
こんな事実を突きつけられて、心底がっかりした母ちゃんはあるアクションを起こした。
大手ペットフードメーカー十数社に電話をかけて
「お宅の製品は人間が食べても大丈夫ですか?」って聞いたんだ。
「大丈夫ですよ。」と笑って言ってくれたのは2社だけで、他からはあんまり相手にされなかった・・・。
そこで、更に母ちゃんは考えた。
「うちの子が目を離した隙にお宅の製品を食べちゃったんですけど、病院に行った方がいいでしょうか?」って聞いたんだ。
うちの子っていうのはもちろんおいらのことなんだけど、電話の向こうの人は人間の子どもだと思うよね。
「何かおかしいと思ったら、すぐ病院へ行ってください。」
こんな感じの答えがほとんどだった。
つまり、人間の子どもが食べたら変な症状が現れるかもしれなくて、病院に行った方がいいものをおいらたちは日々食ってるんだな。
対応してくださった大手メーカーの皆さんありがとう。
物を言えないおいらたちには、代わりに安全を確認してくれる人が必要なんだという切迫した事情を理解していただき、どうか、このおっぺけぺーの母ちゃんを許してやってほしい。
けどな、この結果に、母ちゃん、泣いてたぜ。
おいらの前に飼っていたワンコ、ニャンコみんなにペットフードを食べさせていたからな。
愛する家族のために
犬のことを一番に考えて作られた安心フード
これを実現するには、手作りするしかないと母ちゃんはわかったんだ。
そこで、たまにいいこと言うおいらの父ちゃんの出番よ。
お前、オレの飯はそんなに考えて作ってんのか?
母ちゃんの目から鱗がぽろぽろ落ちたんだ。
同じ哺乳類なんだから、気楽に考えればいいじゃん!
人間だって、そんなに考えて日々食べてるわけじゃないんだから。
必要摂取カロリーが決まれば、あとはタンパク質、炭水化物、脂質の割合を決めればいいだけ。この割合はペットフードメーカーの表示を参考にしたんだ。
各社、様々な割合ではあるんだけど、おいらの年齢だとタンパク質:炭水化物:脂質が3.5:3.5:3でいいんじゃないかと思ったんだ。
ビタミンや微量元素が足りなくなることも想定して、犬用のサプリメントも規定量の半分ずつ飯と一緒に食ってるよ。
おいらの母ちゃんみたいなガテン系の飯作りは冗談じゃないと思えば
肉・魚:米・麦などの穀物:その日にある野菜を重量比1:1:1の割合で煮るだけでもいいんだよ。上からタラッと油でも垂らしてくれたら最高だ。
塩や調味料は要らないよ。味噌汁作るより簡単だ。
量は太ってきたら減らす、痩せてきたら増やす。
人間と一緒だよな。
あとは、おいらたちに食べさせちゃいけないものさえちゃんと押さえておいてくれたらそれでいいんだ。
因みに食べちゃいけないものは母ちゃんのお友達のえたばりゅさんがすごくいい記事を書いてくれているから、参考にしてな。
世の父ちゃん母ちゃんたちのバイブルだ。
→ 犬・猫が食べてはいけないもの 1
犬・猫が食べてはいけないもの 2
100%なんて目指さなくていい。
どんなご飯だって、父ちゃん母ちゃんが作ってくれれば、産業廃棄物入りのペットフードよりずっと安心で、おいらたちには何よりのご馳走なんだよ。
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