2017年5月16日火曜日

母の日のプレゼント


カナダと日本には17時間の時差がある。
日本が17時間早いんだ。
だから、カナダは昨日が5月14日の日曜日だった。

おいらの母ちゃんは自分の子どもを産まないという選択をした人だ。
別の言い方をすると、母ちゃんの子どもは血で繋がった関係でなくていいということらしい。他の人が産んだ子どもや別の動物の子だって、母ちゃんの子どもってことだ。
つまり母ちゃんは、子どもは産んでいないけれど子だくさんだったりするんだ。



おいらのうちにはオリビアという留学生がいて、かれこれ2年近くおいらたちと一緒に住んでいる。
無事に希望大学の入学許可が出て(カナダの大学には入試がない)、最近はよくお友達とご飯を食べに行くから、あんまりうちで食事をしなくなっちゃったんだ。

私の作るご飯が美味しくないのかしら?

母ちゃんは内心、ちょっと悲しく思ってた。
でも一方で、やっと勉強から解放されて、間もなくここの友人たちともお別れだから、最後の思い出作りかもしれないと自分に言い聞かせていたんだ。
自分がティーンエイジャーの頃を思い出してみると、母ちゃんは誰の言うことも全く聞かないし、誰にも何も言われたくない子どもだったから、門限さえ守ればオリビアにもあまりうるさいことは言わないようにしてきたんだ。
オリビアはオリビアで口数の少ないおとなしい子。
不平不満も言わないけれど、楽しそうとか嬉しそうな様子も見せない子。
この2年間、1つ屋根の下に住んでいても、あんまり会話らしい会話もなかったんだ。


昨日もオリビアは、夕方から出掛けて行った。
夕飯もいらないって言ってた。
オリビアがいる時といない時では、夕飯の献立が違うんだ。
若い子は肉料理が必要だから、いつもメインディッシュと言えるものを作るんだけど、父ちゃんと2人きりの時は、父ちゃんの体に良い、ちょっと病院食のような献立になる。
あと2ヶ月でオリビアはこの家を出ていくから、これからはこんな食事が続くんだねなんて話していたらオリビアが帰って来た。

母ちゃーん!オリビアが何か持ってるよー!

オリビアが照れ臭そうに母ちゃんに聞いた。

ケーキ食べる?

うん、ケーキ好きよ。

母ちゃんが答えた。

ケーキの箱を開けてみたら・・・



母ちゃんにとっては初めての母の日のケーキ。
嬉しくて、かりそめの母子のツーショットも撮っちゃった。



こりゃ、おいらも母ちゃんに何かあげないと格好がつかないシチュエーションだな。

母ちゃん、いつもありがと!
おいらのバッファローの骨かじらせてあげる。



でも、気が済んだら後で返してね。






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