おいらが父ちゃんと母ちゃんを散歩に連れて行くと、良からぬ気配がした。
おいらは耳をピンと立て、姿勢を低くして唸り声をあげたんだ。
その後、尻尾を垂らして後ずさりしちゃったのは内緒の話。
この景色の中の怪しい気配がわかるかな?
じゃあ、少しズームしてみよう。
これで、どう?
え?まだわかんない?
しょーがねーなー。
コヨーテがいたんだ。
この水はフレーザー川っていう、カナダ西部を代表する大河なんだけど、フレーザー川の中には所々小さな無人島があって、コヨーテたちはそこで群れを作って暮らしているんだ。
きっと島に食べ物がなくなって、大陸側に食べ物を探しに来たんだろう。
この川は人が泳げるくらいきれいな川なんだけど、泳いでいる最中に島で一休みなんてしたらエライ目に遭うんだ。
抜群のチームワークで狩りをするこいつら2頭に囲まれたら、素手の人間には勝ち目はないからな。
毎年何人かはこいつらの餌食になったっていうニュースを見るな。
おいらの方が体は倍以上大きいけど、こいつと1対1で戦っても勝てる気がしない。
だから、そっとしておいてやろうな。
君子危うきに近寄らず
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えたばりゅです(^^♪
返信削除やっぱタロー君、反応するんですね(*´ω`*)
野良ワンコとはやっぱその発するオーラが違うんで、当然の反応だと思います(*´ω`*)
野生動物たちとは適度に距離を取って生活する。
これはやはりお互いのために必要なことだと思います(^^♪
まさに君子危うきにですね(^^♪
相手が野ウサギや鹿だと突進していくのですが、この時は固まっちゃったんですよね。
削除かなり距離はあったのですが、普段とは違うタローの反応に驚きました。
この写真ではコヨーテがそっぽを向いていますが、タローが気付いた時は目と目が合っていたんです。後ろから父ちゃんが歩いてきたのを見て、コヨーテが目を逸らして遠ざかっていきました。
やっぱり、父ちゃんの方が強い!