2019年2月4日月曜日

保存版 ペットフードの原材料欄を検証してみる


世の中の大半の家庭は、おいらの家のように制限された予算の中で生活してると思うんだ。
「そんなことないよ!」って言った、そこの偉そうなお前!
是非、友達になろう。


制限された予算内での生活は、その家庭の嗜好によってお金をかけるべき優先順位ってのがある。
そこで微妙に悩むのがおいらたちペットの餌代。
ホームセンターやスーパーに行くと、とてつもなく安いペットフードってあるだろ。
1kgで1000円以下のペットフードのことね。
なのに、原材料を見ると「そんなに悪くないじゃん」って思う。
本当にそうなのか、今日はこれを検証していこうか。


安いペットフードの原料になる肉はどうやって調達するかって言うと、まずは人間用の食肉工場から出る廃棄物だな。普通の鳥ガラとかそんな上等なものじゃない。
人間が食肉処理をする過程で必ず出てくるのが、『病気の個体』や『奇形の個体』。
これは人間用に流通させることが法律で禁止されているから、ペットフード用に使われる。こういうのは廃棄物として保管されるから、中にはゴミや糞尿だって混じってる。ウィルスから大腸菌まで何でも入ってるわけだ。これを一応食べ物に見せるためには、相当の漂白剤や殺菌剤を使用することになる。
もっと怖い話をすると、動物園で亡くなった動物や保護施設や病院で安楽死させた動物も最終的にはペットフード業者が引き取ったりするんだ。
当然、安楽死薬も入っているから、食べてすぐに事故が起こることもある。

→ ペットフードに安楽死薬が混入する理由

現在ペットに食べさせているペットフードの原材料欄を見てほしい。
肉の欄に『~ミール』とか『~等』と書いてあったら、こういう可能性が高いことを覚悟しよう。



野菜
安いペットフードに入っている野菜もほとんどが廃棄野菜。腐っていたり、汚染されたものが多い。
繊維質はあるけれど、栄養素は全く期待できない。



穀物
世界中で困っているのが汚染穀物の処理。この処理の受け皿の1つがペットフード。
穀物が汚染されるというのはカビが生えてカビ毒に汚染されるか、放射能によって汚染されること。
カビを甘く見ちゃいけない。
穀物に付くカビの中にはアフラトキシンというカビがある。
現在確認されている発癌性物質の中で、自然界最強の発癌性物質がこのアフラトキシン。
このカビ自体を取り除いても、一度アフラトキシンが生成したカビ毒は永遠に取ることがでない。高温処理しても、殺菌処理しても、漂白しても、いかなる洗剤でも、薬剤でも消し去ることができない。
アフラトキシンに汚染された穀物は、食糧管理法によって人間の食べ物として流通させることが固く禁じられているから、多くがペットフードに行き着く。
うちはグレインフリー(穀物なしのペットフード)だから大丈夫!って思ったそこの奥さん。豆につくカビも同じだってことを忘れるなよ。



添加物
カリカリのペットフードには多量の油が使われている。
油は時間とともに酸化する。酸化した油は過酸化脂質を生成して、悪臭を発し、食べると癌や動脈硬化の原因になる。
そのために、ほぼ全てのカリカリのペットフードには酸化防止剤が使われている。
良心的なペットフードの酸化防止剤はビタミンCやビタミンEを使っているけど、安価なペットフードには、エトキシキン、BHA、BHTといった安価で発癌性がある酸化防止剤が使われている。
これらはどれも、わずかでも発癌性が高いと言われる物質。エトキシキンに至ってはベトナム戦争で使われた枯葉剤に使われた薬剤だ。
更に、全く必要がないのに着色料が使われているペットフードもある。
合成着色料は発癌性はもちろん、奇形発生率を高くし、甲状腺異常を引き起こす。
それから、自然由来で一見危険に見えないんだけど、コーンシロップとか、ビートパルプという甘味剤が入っていることがある。ビートパルプは製造過程で硫酸系の薬剤を使っているし、コーンシロップは膵臓と副腎にダメージを与える食品添加物だ。
犬は甘味が好きだけど、自然由来であっても、甘い味がするものは砂糖も含めてほぼ全て犬猫には毒物だと思った方がいい。
そして、ペット用のおやつによく使われている亜硝酸ナトリウム、プロピレングリコール、ソルビン酸カリウムも発癌性物質。


こういう、どこをとっても『食べ物』とは言い難いものを混ぜ合わせて作る安価なペットフードには美味しそうに見せたり、食いつきをよくするために多くの添加物が使われる。
だから、市販のペットフードを食べて育った犬猫は7歳を過ぎると癌の発生リスクが格段に高くなるんだ。
そりゃあそうだよね。
発癌物質に発癌物質をドレッシングした餌を毎日食べてるんだもん。

一度癌にかかると、診察代、手術費、予後の管理費などで100~200万円くらいのお金はすぐになくなっちゃう。再発すれば更に倍かかる。
多少値段が高くても、こういう添加物が入っていない良心的な餌で育てた方が、実はずっと安上がりなんだって覚えておこうな。


最後にペットフードの原材料欄にこの表記があったらやめとけっていうリストをつけとくから、世の父ちゃんと母ちゃんは参考にしてほしい。
特にヤバイものには★をつけておいた。
★が1個でもあったら、残念だけどそのフードは優良とは言い難い。
添加物っていうのは、ロクでもない材料を誤魔化すために使うんだからな。

★~ミート(何の肉か特定されていない)
★~ミール(肉)
★~等(肉)
★副産物(肉)
セルロース
★エトキシキン
★没食子酸プロピル
★BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
★BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
★各種合成着色料(エリスロシン、ニューコクシン、インディゴカルミンなどの表記もある)
砂糖
★ソルビトール
★キシリトール
★グリシリジン・アンモニエート
トウモロコシ
ホミニーフィード
★ビートパルプ
★コーンシロップ
★亜硝酸ナトリウム
★プロピレングリコール
★ソルビン酸カリウム
★香料






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2 件のコメント:

  1. えたばりゅです(^^♪
    いや~(^^♪こういう発信はマジで有難いです(T▽T)
    もちろんちゃんとやってるところもあるのは間違いないんですが、
    やっぱ、こういう業者と製法を淘汰するためには、まずこういうことがあるってのをできるだけ多くの人に知ってもらう必要があると思うんです。
    それに、発信場所が多ければそれだけ人の目にも止まりやすいですし(^^♪

    まず、安値に飛びつかずになんでそんなに値段の差があるのかってところもしっかりと僕たち飼い主は考えていかないといけないですよね。

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    返信
    1. えたばりゅさんにそう言ってもらえると、本当に有難いです(^^)/

      動物たちが安心して食事できるようになるためには、産業廃棄物をペットフードにしてしまう実態を飼い主が知るところから始まりますよね。

      ペットフードの記事は、いつか大王様にお叱りを受けるのではないかと冷や冷やしていますが、ペットフードについては、このブログの存在意義の柱でもあるので、やはり目を背けることができないんですよね(ノД`)・゜・。

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