おいらが昨日の記事で「グレープフルーツはヘモグロビンA1Cを下げる」って書いたら、カナダではヘモグロビンA1Cを家庭用機器で測れるの?っていう質問をいただいた。
え?日本では測れないの?
なんで?
カナダの糖尿病患者や血糖値を気にしている人は、みんなこういう血糖値計測器を持ってる。
今日の父ちゃんのヘモグロビンA1C値
なんで、みんなが持っているかって言うと、タダだから。
薬局に行ってこの機器に装着するテストピースを買うと、メーカーがタダで計測器をくれるんだ。父ちゃんがもらった10年前は処方箋も必要なかった。
因みにテストピースは50個でCAD$59(日本円:約4800円)でうちはコストコで買ってる。
1回あたりの計測費用は約100円。
これでもおいらの父ちゃんは「高いなー。テストピースを洗って乾かして、再利用できないかなー」ってぼやいてるけど、この質問をくれた人の話では、日本ではネットで売ってる外国製機器だと20回計測分で33000円っていうのもあったらしい。
1回あたりの計測費用は1650円!
病院に行って計測する方がお得な金額w
高いだろ!
そして、この計測器にテストピースを差し込んで血をつけると、5秒で血糖値はもちろん、ヘモグロビンA1Cと尿糖値とあともう1つ、なんだかわからない数値をモード切替で測ることができるんだけど、カナダでは病院がヘモグロビンA1Cを測るように指導しているから、みんな当たり前のようにヘモグロビンA1Cしか測らない。
父ちゃんの糖尿仲間なんて、ヘモグロビンA1C値が血糖値だって思ってたくらい。
まあ、それくらい当たり前のようにカナダでは家庭でヘモグロビンA1Cを測る。
で、おいらもちょっと調べてみたんだ。
日本ではヘモグロビンA1Cを測れる計測器はみんな医療機関用。おいらは家庭用計測器を見つけることはできなかった。
ヘモグロビンA1Cは病院や検査機関で測るものっていうのが一般的な認識みたい。
でも、カナダの日本人医師に聞いたら、日本でも糖尿病薬はヘモグロビンA1Cの値に基づいて処方するくらい大事な指標だそうだ。
だったら、家庭でも気軽に測れるといいのにね。
そうすれば、これをしたら上がる、これを食べたら下がるっていう傾向を把握できるじゃん。
更に、同じ外観の計測器でも出荷する国によって中身の仕様が違うことがあるって教えてもらった。
つまり、日本で売られているものは血糖値しか測れないけど、カナダにあるものは血糖値、ヘモグロビンA1C、尿糖値、その他も測れるようになっていたりするんだって。
なぜかって考えてみたんだけど、カナダは歯科と薬以外は医療費の個人負担が0の国だから、こんなことでいちいち病院に来て国庫の負担を増やさないで、できることはできるだけ自分でやってね、ってことなんじゃないかな。
ってことは?
おいら、もしかしてカナダの血糖値計測器を日本に個人輸出したら、グリニーズ腹一杯食えちゃったりするぅ?
それは違法行為です!
そして、おいらも不思議に思っていたヘモグロビンA1C値が1日で劇的に変化する件も、実は全く不思議なことではないんだそうだ。
ヘモグロビンA1Cは、過去1~2ヶ月の血糖値の平均がわかるのではないかと推定されているので、一般には『過去1~2ヶ月の血糖値の平均の指標』と伝わっているけれど、実際に計測しているのは、ヘモグロビンと結合したブドウ糖が赤血球中に現在どれくらいあるかってこと。
もし、グレープフルーツ中の何らかの成分がヘモグロビンとブドウ糖の結合を分解したり、変性させたり、何かしら直接赤血球に作用していたら、当然1日で大きく変動するんだそうだ。
ただ、まだ誰もそのメカニズムを証明していないんだって。
仕方ねーな。
うちの父ちゃんを実験台に提供するよ。
好きに使ってやって。
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えたばりゅです(^^♪
返信削除不都合な真実シリーズってヤツですね(T▽T)
やっぱ、マネーが絡むと叩けばこういうことがバッサバサと出てくるんでしょうな~(T▽T)
カナダってそんなに医療費の優遇があるんですねΣ(・□・;)
その分税もあるでしょうが、安心感があると思います(^^♪
皆さんからの「どうして?」や「日本と違う」を検証していくと、いろいろなことが勉強できて有難いです。別に不都合な真実を暴くつもりはないのですが・・・。
削除殺されないように気を付けます><
カナダの医療費負担0は本当に有難いです。
所得税の税率は日本と変わりませんが、消費税は物によって15%なので、やはりちょっと高いですね(^^♪
日本のいいとこは救急車を呼んで無料は凄いと思います。
返信削除それは本当にそうですね。ここではCAD$50かかりますから(^^♪
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