2017年6月11日日曜日

本当にあった麻酔の話


おいらの母ちゃんは28歳の時に東京・港区のある病院で胆嚢の全摘手術を受けた。
もちろん全身麻酔をかけた。
その時の母ちゃんの体重は44kgだった。← ココ大事
手術自体は無事に終わって病室に戻されたんだけど、母ちゃんが目を覚ましたのは手術が終わって8時間後のことだった。普通は4時間以内に目が覚めるんだよな。
手術の次の日、麻酔科医が母ちゃんを見に来て言った。



君、66kgには見えないね。



何のことだか母ちゃんにはわからなかった。

しばらくして母ちゃんは思った。
自分は66kgの人用の麻酔をかけられたんじゃないかって。
4という数字を一筆書きで書いたら6に見えるんじゃないかって。
無事に目が覚めて良かったな。


おいらの前に父ちゃんと母ちゃんの子だった犬は椎間板ヘルニアだった。
当時通っていた川崎市の有名動物病院で、主治医から治療法を確定するためにCTを撮ってきてほしいと言われて、阿呆な無垢な父ちゃんと母ちゃんは練馬区にある紹介された施設にCTを撮りに行ったんだ。
犬だからCTを撮る時には全身麻酔をかける。
請求金額は15万円+消費税。
CT画像はその場で渡されて、それを主治医のところに持って行った。
そしたら、主治医が言ったんだ。



僕、CTの読み方知らないんですよねー。



母ちゃんはここで初めて気がついた。
あー、コイツCTの施設からキックバックもらってるんだなアホなんだなー。

人間を診る医療業界でも、ペットを診る業界でも、無責任でおっぺけぺーなことっていっぱいある。
人間でもペットでも、自分の家族が全身麻酔をかけるようなことがあったら、一旦立ち止まって考えてほしいんだ。そして、納得するまで確認してほしい。

それは、本当に必要なことなのか?って。





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