次から次へとおいらにいろんなことが起こって、父ちゃんと母ちゃんはもうヘロヘロだ。
おいらの尻尾の付け根辺りにできたしこりを念のために細胞検査に出し、その結果がきた。
もちろん、癌細胞は検出されず。
おいらわかってたぜ。
だけど、リンパの近くにできるしこりは人間も犬も、もちろん猫ちゃんも気を付けなくちゃいけないんだよな。
悪性のものではないということがわかって、とりあえずおいらも一安心。
ご心配をおかけした皆さん、申し訳ありませんでした<(_ _)>
おいらの母ちゃん心配性で、面倒臭いヤツなんだよな。
初めて行った病院では、癌細胞は発見されなかったものの、一応手術して取り除いた方がいいと言われたんだ。
だけど、悪性でないならタダのおできだろ?
そんなことで、いちいち手術なんかしてられないよな。麻酔だって相当身体に悪いんだぞ。
かかりつけの獣医の長い長い夏休みが明けたらセカンドオピニオンとして診てもらうから今は切らないって母ちゃんが言ってた。
必要なのか必要ないのかわからない薬をいっぱい貰ったけど、多分母ちゃんはおいらには飲ませないんだろうな。だって、おいらタダのおできだもんな。
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(2017/6/3 16:40時点) 感想(54件) |
癌かタダのおできかを知るために母ちゃんが獣医に払ったお金が$445(日本円:35600円)。
保険で80%が補償されるから、自己負担分約$90(日本円:7200円)。
保険に入っていなかったら、軽い気持ちでちょくちょく診てもらうには厳しい金額だよな。
カナダは人間の医療費は一部例外はあるけど、基本100%無償なんだ。だから、みんなちょっとヘンだなって思うとすぐに病院に行く。
カナダは紫外線が強いせいか、皮膚癌の罹患率が高い。カナダの紫外線量は日本の7倍と言われていて、カナダの皮膚癌の罹患率も日本のきっちり7倍。
父ちゃん母ちゃんの友達にも何人かいる。一定の年齢になると多くの人に皮膚癌を含む癌の既往歴があるんだけど、癌で亡くなったという人はあまり聞いたことがない。みんな治ってる。
医療費がタダだから、みんな癌を早期発見してるんだよな。
医療制度には問題がたくさんあるカナダだけど、2016年度の平均寿命は82.2歳と、日本の83.7歳には届かないものの、先進国中でもトップクラスの長寿命の国なんだ。
誰でも気軽に医者に行けるというのは、病気を早期発見するためには最も有効なことなんだと思う。
人と一緒に暮らす動物たちも、ちょっとおかしいなと思ったらすぐに診てもらえるような制度や金額になるといいのになって思うんだ。
例えばさ、獣医科大学の学生たちの臨床経験を積むために無償で問診をしてくれる。治療や検査が必要なら、それから資格医のところに行く。
そんな制度があったら人も動物も助かるよな。
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